賃貸物件を一緒に考えるスタンス

賃貸物件で考えること

賃貸物件の経営を考える時には、いくつか考えておかなければなりません。下記内容は一部の例になりますが、MLSでは不動産オーナーとなる方にも一緒に考えていただくことが重要だと考えています。

  • 土地の大きさ・予算
  • 賃貸物件のコンセプト・部屋の戸数
  • ターゲット層・ペルソナ(架空のユーザー像)
  • 家賃・相場
  • 空間演出・インテリア
  • 競合賃貸との差別化

実際の状況を整理して、対策を考える

たとえば、土地の大きさを考えた場合に、土地がそこまで広くない場合は、土地の形状に合わせた賃貸物件を設計しなければなりません。ニーズに合った広さの戸数を算出していく必要があります。実際にあるケースでは6戸での賃貸物件を設計しました。立地条件は駅近くで申し分ありません。一緒に考えてくれている不動産オーナーさんからのご要望で女性の方が入居しやすい環境づくりをイメージしてプロジェクトが進みました。

室内のインテリアや水回り設備・演出等は女性入居者意識したもので「特注キッチン」を作り、ランドリースペース 収納も造作で演出しました。ペルソナ(架空のユーザー像)では、あまりお家で料理をしないことを想定し、1人暮らしで1R 85000円、近隣の賃貸相場より3000円程高く設定しました。

賃貸物件はコンセプトが大事

女性なら女性、どんな方に入居していただきたいか、そしてその後10年~20年先ををしっかりと考えておくことが大事です。MLSが大手とは違う部分は不動産オーナーにも一緒にコンセプトを考えていただき、ランニングについても計画を考えておきます。時期が来たらしっかりとメンテナンスをして、ちゃんと物件を育てていくことが大事です。